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もう一本、私が大泣きしたチョン・ジヒョンちゃんの映画をご紹介します。
「イルマーレ」(2000年 韓国)」です。
最近、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックでハリウッドリメイクされましたが、何でもそうです、やっぱりオリジナルに勝てるものはありません。
ストーリーだけでなく細部に至る細かい描写がとても美しいです。犬のコーラのペンキの足跡、クリスマスツリー、ワインとパスタのディナーなど、スクリーンで観たらもっと圧倒されたであろうと後悔しています。(私は自宅のテレビで、DVDで初めて観ました。)
また手紙の中の言葉も美しい。
「つらいのは、愛が終わらずにずっと続いていること、失恋した後も」
ウンジュ(チョン・ジヒョン)の言葉。それにソンヒョン(イ・ジョンジェ)が、こう返します。
「誰かを愛して、その愛を失った人は、何も失わない人より美しい」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!?
っと、思わず「電車男」になりそうな、美しい言葉がちりばめられています。
ストーリーについては、あまり深く書いてしまうと、観る気が失せてしまうと思いますので、ここで止めておきます。
観て下さい。泣きます。(T o T;)
** 映画小ネタ **
ちなみに、ハリウッドでは、オリジナルよりもリメイク、もしくは「パート2」が優れていた作品は3つしかない、と言われています。
・ ゴッドファーザー
・ エイリアン
・ ターミネーター
後半2本はジェームス・キャメロンの監督作品。彼の発想力、想像力は本当に優れていると思います。
史上最強にキュートで凶暴な彼女!でも、彼女の秘密はボクだけが知っている。。。
”大学生のキョヌはある晩、地下鉄の中でベロベロに酔っぱらった超美人な彼女と出会う。可愛い顔して、「ぶっ殺されたい?」が口癖で、過激な行動を繰り返す彼女のペースに飲み込まれ、困惑しながらもその魅力にひきこまれていくキョヌ。しかしタフでワイルドに見える彼女には、ある切ない秘密があった。。。予測できない恋の行方、心揺さぶられる驚きと感動のエンディング。”
私が繰り返し見る大好きな映画のひとつが韓国の人気女優チョン・ジヒョンちゃん出演の「猟奇的な彼女」です。
この猟奇的な彼女というタイトルは、誤解を受けかねないので損をしているかもしれない。訳あって男勝り、凶暴な彼女なのですが。。。
「ぶっ殺すわよ!」と言って、彼氏を実際に殴る訳です。
表面的には男勝りの暴力的に見える彼女の行動の裏側にあるもの、本当の心と真実が話が進むにつれて徐々に明らかになってきます。 切ない秘密です。。。
エンディングのオチで明らかになる、すべての伏線のつながりには、やられたと思ったし、いいエンディングで何回見ても泣ける。ちょっと私は感動しやす過ぎる傾向があります。
プラトニックで優しいラブコメディ。特にエンディングでチョン・ジヒョンちゃんが、さりげなく流す一滴の涙がとても良い。
「運命は努力した人に偶然という架け橋をかけてくれる。。。」
これは名言です。。猟奇的な彼女は、凄い、偶然の話なのです。本来は必然であったことが、遠回しな偶然になっていた。それが運命的な出会いを、ますます強調している。
後半、キョヌと彼女が、高校生の格好をしてクラブで踊るシーンは圧巻。チョン・ジヒョンちゃんの踊りがとてもナイス。彼女は韓国のサムスンのCMで美しいテクノダンスを見せて、それがブレイクのきっかけになったらしい。その辺の彼女の魅力を生かしている演出だと思う。
「僕の彼女を紹介します」を見た人は、多分、「猟奇的な彼女」も見ているだろうと思うけど、私は猟奇的な彼女の方が圧倒的に好き。
「僕の彼女を紹介します」
この作品は映画館で見たが、非常に泣けた。周りの人たちも皆、泣いていた。ちょっと「ゴースト ニューヨークの幻」をインスパイアしているようなプラトニックなラブストーリー。
「猟奇的な彼女」以上に演出がかなりくどい部分は、好き嫌いが分かれる所でしょう。
前半は、さわやかなコメディタッチで話が進み、後半、最愛の彼の死をきっかけに、事態が急展開し、自暴自棄になったヒロインの行動に対してありえない奇跡なども起こりながら、感動のクライマックスへ一気に話が突き進む。
後半は皆、泣きまくり状態になる。映画館で皆、泣いてました。。。最後のオチは「猟奇的な彼女」を見てない人は分からないだろう演出(おまけ)付き。
「僕の彼女を紹介します」の良さは、ほとんどチョン・ジヒョンちゃんの魅力と才能につきる。彼女のファンは大満喫でしょう。比べて「猟奇的な彼女」は彼氏のキョム君が作品の中でとても重要な役割を果たしていたと思う。
ちなみに私が最も何度も見ている映画は、スターウォーズです。
一時期キューブリックに狂っていた時期があったのですが、そのとき、どうしても観ることが出来なかった作品がこれでした。時期的には1980年後半、「フルメタル・ジャケット」が公開された頃です。
ビデオも無いし、劇場での上映も無い、手に入るのはストーリーと「すげー映画だ」という話だけ。ここまで言われるとどうしても観たくなるのが人間心理、今は無くなりましたが渋谷にある輸入ビデオを扱っているお店で輸入(当時は個人輸入など出来るすべも無く)してもらいました。
「この映画なんですよ」と説明すると、しばらくの沈黙の後、「大丈夫だと思いますが・・・、消去が入りますが、いいですか?」と店員さん、「消去?何のこっちゃ」と思いながら、頼むだけ頼んでみました。
手に入ったのはそれから約1ヵ月後。さてさて、とビデオデッキに突っ込んでみたところ、冒頭、しばらくストーリーが進み、女性がレイプされそうになったシーンで、いきなり「ザーーーー」と画面が消えてしまいます。「あれれ、不良ビデオか?」と思っていたところ、何と、これが店員さんの言っていた「消去」です。日本でしたらボカシが入りますが、アメリカではそのような処理を施す事はないので、シーンごと「消去」された状態でした。恐らく入管の時点でこうなったのでしょう。
そこから日本でワーナーがビデオ発売するまでかなりの時間がありました。ボカシの入った状態で発売はされましたが、廉価版とかそういうものでは無いので、14,000円くらいの大枚をはたいて購入した記憶があります。
でも「変なの」と思うのは、ド頭、Alex(マルコム・マクダウェル)が自分と仲間を紹介しているとき、周りのテーブル(人が逆四つんばいしている感じのテーブル)の○○○には何の消去やボカシも入っていないことです。これはアリ!?
ストーリー、ビジュアル、音楽、観ていて(当時は)圧倒されました。多用される魚眼レンズ、シンセサイザーにアレンジされたベートーベンの曲、極彩色の服装や頭髪、首相の目の前での実験シーン、最後の「I was cured alright(もう治っちゃったよ)」の一言、当時にしては長い136分の映画ですが、食い入るように(字幕が無いのに)観切った記憶があります。
1971年に作られた近未来の話なので、色々とチープな表現もあったりしますが、あの当時でここまでの表現とここまでの風刺を盛り込んだ作品は、確かに強烈であったであろうと思います。
特に通の方には、必見です。(★★★★☆)
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