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巨大なものを1つ買ってきて、お鍋で使ったら、半分以上余ってしまって「どうしよう・・・」と困ったことはありませんか?(ーー;)
今の季節は根のもの(ごぼうやサトイモ)と白菜が旬です。サトイモも使い勝手に(というより保存)に困る食材ですが、今回は白菜を使い切る方法を綴ってみます。
【栄養価】
大根、豆腐と共に『養生三宝』と呼ばれている程、栄養満点。ビタミンCが比較的多く、風邪の予防に役立ちます。また、腸の働きを整えて便通をスムーズにします。特に芯のあたりは栄養価が高く、ビタミンC、カルシウム、鉄分、カロチンなどが豊富に含まれています。カリウムも十分に含まれており、体内の無駄な塩分を外に出してくれる効果もあります。
【使い方の基本】
・ 白菜は硬い部分と柔らかい部分があり、お互いが極端に「硬い」「柔らかい」ことを意識しながら使います。(ここでは硬い部分を「茎」、柔らかい部分を「葉」と、解りやすく呼びます。)
茎は絶対捨ててはいけません!前述のように栄養満点です。
・ 水分がとても多く含まれているので、味付けを濃い目にするのがコツです。
1. 味噌汁
いきなりオーソドックスですが、どんな実と一緒でも使えます。
出汁を取る時点で、茎を入れてしまって構いません。
私はにおい消しに、いつもしょうがの千切りを入れています。
2. 餃子の具
餃子は、実が生のままでフライパンなどで焼くので、茎の部分は出来る限り細かく切ります。もしちょっと大き目にしたい場合は、沸騰したお湯に30秒くらい火を通します。
シャキシャキとした触感が新鮮ですよ。またジュワッと出てくる汁がなかなか絶品!
私は隠し味でお味噌を入れます。
3. 漬物
キムチなどのような手の込んだお漬物を想像してしまいますが、簡単に出来ます。一夜漬けよりも早い、私流の「一瞬漬け」をご紹介します。
(材料 - 白菜以外に)
にんじん
フジッコ
しょうが
白ゴマ
① 茎の部分は、小さくなりすぎないように切って、先に塩を振って置いておきます。その間に葉の部分を切って下さい。
② 葉の部分を茎と混ぜて、さらに塩を振って、時折かき混ぜながら30分くらい置きます。私は彩りに、にんじんの千切りをよく入れます。
③ ある程度しんなりしてきたら、塩を洗って、両手のひらで絞るように握ります。ここで気合を入れて絞らないと、時間が経って水がかなり出てきますので、日ごろのうっぷんを晴らすつもりでやって下さい。
④ ここから先はそれぞれご家庭の味を出して下さい。私は、濃い口しょうゆ、薄口しょうゆ、フジッコを混ぜ、千切りのしょうがと白ゴマで整えています。
キムチっぽく豆板醤を混ぜても美味しいと思います。
(応用編)
キャベツでも同じように一瞬漬けが出来ますよ
4. 炒め物
白菜そのものははっきりとした味を持たず、他の食材との合せ方に失敗すると、返って妙な臭みのようなものを発します。子どもが「嫌い」というのはその臭いのせいだと思います。
それを止めるのが、しょうがと豆板醤です。
豚肉(できればロースかバラ)と白菜で簡単に野菜炒めが出来ます。
におい消しに、良くカレー粉を使いますが、白菜には合いませんのでご注意を。
5. 焼きうどん
焼きそばにはちょっと合わないのですが、焼きそばのキャベツ感覚で焼きうどんに使って下さい。
6. ラーメン
出汁で使うのではありません。葉の部分をちょっと茹でて、粗めの千切りにして出来上がりの上に載せます。
茎の部分は一瞬漬けにして下さい。
鹿児島ではラーメン屋に入ると最初に必ず漬物が出てきます。出来上がり待っている間の口寂しさを補うためでしょうか?
7. ロール白菜
「ロールキャベツ」の白菜版です。煮込むときはお味噌で煮込みます。
お味噌だと出来上がりが味噌汁のように見えてしまうので、煮込む際に牛乳を入れて、かっこいい彩りにします。桜の花形に切ったにんじんを入れるとちょっとかっこいいかも。
こんな感じでしょうか?でも基本的には何にでも使える食材です。
「えー、こんなのに入れるの?」と思うような料理に追加してみて下さい。
きっと新しい発見があると思いますよ。
第一回目の「今日のまかない」は、手抜きして、それでも野菜を一杯摂れる美味しい鍋をご紹介します。
「手抜きだけど栄養満点!野菜を一杯食べる寄せ鍋」
(調理時間:約30分 切る時間まで入れると1時間)
【材料 3~4人分】
・ ダイショーの「野菜をいっぱい食べる鍋 あっさり醤油味」 一袋
・ 白菜 1/8くらい(かなりの量になるので、他の野菜を入れたい場合は少なめに)
・ にんじん 半本
・ ごぼう 1本
・ 大根 1/8本くらい
・ えのきだけ 半房
・ シメジだけ 半房
・ 豆腐 絹ごし 1丁
・ 鶏肉(モモ) 1枚
隠し味に・・・
・ しょうが スライス 2枚 (みじん切り)
お雑炊用に・・・
・ 梅干 2個 みじん切り
・ ご飯 お茶碗 4杯分くらい
【調理手順】
1. ごぼうをささがきにします。薄く、ながーく切りたい場合は、ピーラーを使うと楽に出来ます。切ったらアク抜きしておきます。
2. にんじんを切ります。これもピーラーを使うと便利です。
3. 大根は半月切りにします
4. 白菜を切ります。硬い芯の部分とやわらかい葉の部分は分けておきます。
5. えのきだけ、シメジだけを手で分けます。
6. 鶏肉を一口大に切ります。
7. 土鍋に調味料を入れます。
8. みじん切りにしてあったしょうがを入れて、中火で火を入れます。
9. 沸騰してきたら、白菜の芯、ごぼう、にんじんなどの長く火を通す必要のある硬いものから先に入れます。
10. さらに沸騰してきたら、鶏肉など残りの材料を入れます。
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11. 火が通ったものから、順に食べて下さい。
12. 食べ終わったら、みじん切りした梅干、ご飯を入れて火を通します。
13. 美味しいお雑炊も出来上がり~
【調理のポイント】
・ このおつゆはストレートタイプですので、水で薄めてはいけません。野菜からも水が出ますので、その分考慮して濃くしてあります。
・ 雑炊まで楽しみたいという場合は、鍋だけの時点で出来るだけおつゆを飲まないよう、家族に忠告が必要です。
・ だしが足りなさそうな場合は、昆布だし、かつおだし、鶏がらスープ(粉末)と料理酒を加えるだけで十分です。
・ もっと美味しいお鍋がいい!!という方には、私の御用達のこの鶏モモ肉をお奨めします。煮ても良し、焼いても良し、ジューシーな鶏肉です。
- 今日のまかないの記事タイトル一覧
- (06/04)[PR]
- (02/05)料理のレシピ: 旬の野菜、白菜を使った料理のご紹介
- (01/29)料理のレシピ:寒い季節には・・・野菜がいっぱいの美味しい鍋料理!
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